浄化槽 清掃

放流先の水環境保全にとって重要な業務

◆浄化槽の清掃業務は、浄化槽保守点検(管理)や汚泥の汲み取り(抜き)とは別の業務です。
◆この業務は、浄化槽汚泥の引き抜き作業時に平行して行われます。 

浄化槽の汚泥引き抜き時には、“清掃” を忘れずに依頼しましょう。

長野市内の清掃料金は、引き抜き手数料 (公共料金)とは別に必要です。
引き抜き量、槽内の汚れ具合、その他浄化槽の環境により料金が異なります。
予め見積もりを清掃担当会社から取って業務内容と料金の確認をして下さい。

浄化槽 清掃の様子 (一例)

以下の写真は一例です。 清掃作業(業務)は浄化槽の状態でそれぞれ異なります。

作業写真 コメント
コンパクト型 合併浄化槽・5人槽
1年ぶりの引き抜き・清掃です。
まず、マンホール蓋を開けます。
清掃前
第1槽(沈殿分離槽)
内部の器材に汚れが付着しています。
清掃前
第2槽(接触バッキ槽)
内部の器材に汚れが付着しています。
清掃前
第3槽(内部の器材に汚れが付着しています)と
消毒放流槽。
汚泥を吸引しながら、水をかけてブラシで汚れを落とします。
手の届く範囲は水をかけながら丁寧にブラシで汚れを落とします。
狭くて手の届かない、奥の方・下の方はホースの水道圧で洗浄します。
念を入れて丁寧に洗います。
作業は原則複数の作業員で相互に確認しつつ行います。
このお宅の庭は花一杯で気持ちが和みます。
清掃後
洗浄・注水・引き抜きの一連の作業が終わると見違えるようにきれいになります。

引き抜きだけですと器材に汚れはついたままです。
清掃後
第2槽・消毒放流槽もこのとおりきれいになりました。
以降定期的に保守点検されれば、放流水の水質はバッチリです。
抜き取り量の確認は、バキューム車のメーターでチェックします。
清掃後
浄化槽の上部、周囲に散水して、終了。
この作業時間、約40分。
作業員2名、バキューム1台です。

浄化槽の清掃業務とは


ご家庭の水回り(トイレ、手洗い、台所、風呂、洗面、洗濯場)から出た汚水は、浄化槽内部にて
@、沈殿・浮上作用と
A、微生物作用
によって浄化されます。
浄化槽内では、スカム(浮遊物)と汚泥(沈殿物)が発生します。
浄化槽内部に注水して付着した汚れを洗浄しながら、これらをバキューム車で引き抜き、その後水張りする作業を浄化槽清掃といいます。


浄化槽の清掃をしないと・・。


浄化槽の清掃を怠り、汚泥を溜め込みすぎると浄化槽の機能が低下したり汚泥の流出や悪臭の原因となります。
また、槽内が詰まり、トイレやキッチンなどの水回りの排水が正常に出来なくなる等の機能不良の原因になります。
☆長野市生活環境協同組合員に浄化槽の保守点検をお任せくだされば、適切な汚泥の引抜き時期をお知らせ致します。


浄化槽の清掃回数(頻度)


浄化槽の清掃回数は、浄化槽法により回数が定められています。
合併浄化槽・・・年1回以上、引き抜き量は適正量(汚泥調整)実施
単独浄化槽(全ばっ気方式)・・・6ヶ月に1回以上、引き抜き量は全量実施


清掃業者


浄化槽清掃は長野市の許可を得た業者で行なって下さい。
また、地域により担当業者が異なりますので、長野市生活環境課 (224-5036)、又は長野市生活環境協同組合 (232-4322)までお問い合わせ下さい。


水張り


・浄化槽清掃時に担当業者がバキュームタンクに水を運んで来て注水します。容量の小さな単独槽の場合はご自宅の水道水で充填することもあります。
・自分でする場合は;
浄化槽清掃・引き抜き後すぐに水張りを行なって下さい!!
清掃・引き抜きを実施した後は、浄化槽の中が空または水位が下がった状態となります。
そのまま放置しますと、浄化槽が正常に機能しなくなり、また槽周りの土圧により浄化槽本体が破損してしまう可能性があります。
破損を防ぎ正常に機能させるために清掃後は必ず水張りを行ないましょう。